光の雨

光の雨 特別版
萩原聖人 裕木奈江 山本太郎 大杉漣
な映画のお話。

前述の突入せよ!~と同じような題材のこの映画、私の評価は7点です。

ちなみに、原作は読んでいない。
↓はネタバレ

昭和の事件史としては、あさま山荘事件がクローズアップされることは多いが、
その事件に至るまでの経緯については、あまり語られることは少ない。

あさま山荘の事件の直前に起こった事件が、この映画の題材と言えばいいだろうか。
何があったかとういと、(説明しようとすると、一連の流れを説明していかないといけないので、長くなるのでかいつまんで)
武力革命を起こすという目的の元、結成された連合赤軍は、革命戦士として軍事訓練をするため群馬県・妙義山をアジトに訓練を行っていた。
その訓練のなかで、自らの総括をすることで、革命戦士として完成するという発想のもと、リンチが行われ、総勢29名中15名がリンチにより死亡した。

さて話を映画のほうに移すと、この映画は「映画のメイキング形式で話が進んでいく」
テーマがテーマで非常に重いだけに、メイキング形式をとることで逃げていると思われても仕方ない、演出である。
この点は、非常に残念で仕方ない。
また映画中に登場する、名称・人名は実際の名前ではなく、劇用に用意された名前を使っている。
(例、連合赤軍→連合パルチザン)これも逃げなんだろうか。

さて褒めるところは、褒めておこう。
裕木奈江と山本太郎の演技は、素晴らしい。あの迫力はそうそう、日本映画で見られるものじゃない。
特に裕木奈江。今後も素晴らしい役者さんとして期待できるとオモタ。

そして、この題材を取り上げたことに評価が出来る。
政治思想的に難しい面もあり、主犯格であるメンバーは今も死刑再審請求中ということもあり、
難しいことがいっぱいあっただろう。また原作もいろいろと問題を抱えていたみたいだし。
それでも題材として取り上げたということは、それだけ訴えたいものがあったのだろう、と感じた。

この映画の訴えたいことと、私の政治思想的なことを絡めて
この映画のことについて、話すことはしないが、
若い人たちに一度見て欲しいと思う。