選挙まであと一ヶ月です

先日のエントリーで、「政局が最悪の方向に進んでいる」と書いた。
何故、そう感じるか、何が最悪なのかをちゃんと書こうとおもいまつ。

9日まで、自民党は分裂選挙となり、選挙は民主党有利になるとの観測が多数を占めていたけども、そうなれば民主党単独過半数も見えてきており、民主党政権の誕生が見えていた。しかし10日に各新聞の世論調査で、以外にも(私も驚いたのだけども)小泉内閣の支持率が高いことが判明。ひとまず私は安堵の気持ちを持ったわけだ。

さて、最悪と評したことは民主党単独政権の誕生を指す。

民主党は「烏合の衆」とも呼ばれているけども、岡田代表に言わせると「民主党の7割は当選回数が少ない議員。昔の民主党とは違う」という。しかし烏合の衆にはかわらないだろ。つい先日も、社民党副党首の横光氏が社民党を離党し、民主党の公認を得て選挙に出るということが報じられた。こと憲法や安全保障に関して、まったく異なる思想を持った集団である民主党がだ、政権を保持するのは危険極まりない。
この烏合の衆は、「我こそが改革政党である」と言っているが、まず彼らには改革を断行するなんて無理。常に言うことは二転三転するし、彼らの政策を見てみると、実は自民党と大きく変わるものでもなかったりする。
彼らは、政権を取ることを第一優先しているあまり、実は政策は二の次にしているんじゃないか?政権をとるためなら、何でもありという感はぬぐえない。

・選挙の争点
今回の選挙の争点は、自民党と民主党では争点としようとしていることが、微妙に異なる。
大きく違うのではないか?と思われている人もいるとは思うが、視点を変えるとやっぱり同じとも思える。
まず、自民党(小泉内閣)が争点としているのは、郵政民営化一本と思われているが(国民に対してわかりやすくするならそれも間違いでもないのだが)基本路線としては、「日本はこれから小さな政府を目指すのか、大きな政府を目指すのか」といったグランドデザインを問うものであって、郵政民営化はその代表的な一部である。という考え。
さて民主党はというと、争点を郵政民営化ではなく、「無駄遣いをなくすこと」だそうだ。民主党公式サイトより
では郵政民営化はというと、「郵政民営化すべきだろうが、今はそのときではない。ほかにやるべきことがある」だそうだ。

各種世論調査で、郵政民営化に賛成する国民が多いことから争点をずらそうと躍起になっている感がぬぐえない。
しかし、「無駄遣いをなくす」というのは、郵政民営化ともリンクした話なわけだが、相反する争点でもないのだがね。

ようするにどこから手をつけるか?ということだろう。
自民党はそれが郵政からだと言っている。民主党はそうじゃないと言っている(じゃー何だ?って話になるのだけども。年金か?)

このあたりのことで、中川国対委員長が非常にわかりやすいことを言っている。

「歳入が40兆円しかないのに支出が80兆円もある。こんな事で国が持つ訳が無い。80兆のうち40兆は公務員の給料。それを削るには公務員を減らすしかない。だから経営が優良な郵政からやる。これが出来なきゃ公務員なんか減らせるわけ無い。日本は持たない」

特定財源とかいろいろあって、数字に関してはいろいろあるのだけども、基本的には歳出削減はしなきゃならない話だ。

・郵政民営化を通して、国民の手に政治を取り戻す
まず参議院で法案を否決され、衆議院を解散したことに大して、小泉首相に批判の声もあったが
こちらを見てもらいたい。
報道では、ガリレオの下りを何度も流していたが、重要なところはガリレオじゃなくて、その直後の

私は、今、国会で、郵政民営化は必要ないという結論を出されましたけれども、もう一度国民に聞いてみたいと思います。本当に郵便局の仕事は国家公務員でなければできないのかと。民間人ではやってはいけないのか。これができないで、どんな公務員削減ができるんでしょうか。どういう行政改革ができるんでしょうか。
これができなくて、もっと大事なこと、最も大事なこと、公務員の特権を守ろうとしているんじゃないですか、国家公務員の身分を守ろうとしているんじゃないですか、反対勢力は。そういう既得権を守る、現状維持がいい、そういう勢力と闘って、本当に改革政党になる、自民党はなったんだということから、この選挙で国民に聞いてみたいと思います。自由民主党は郵政民営化に賛成する候補者しか公認しません。
言わば、はっきりと改革政党になった自民党が、民営化に反対の民主党と闘って、国民はどういう審判を下すか聞いてみたいと思います。だから解散をしました。

ここ。非常に筋が通っている。
ここで民主党批判もしているのだけども

だれでも民間にできることは民間にと主張していながら、なぜこの郵政三事業だけは公務員でなければだめだと、大事な仕事だから公務員でなければだめだというんでしょうか。私は改革を推進しようという民主党は、民営化の対案ぐらいは出してくれるのかと思っていました。残念ながら民主党までが民営化反対、民営化の対案も出してくれない。そして自民党の郵政民営化反対、抵抗勢力と一緒になってこの法案を廃案にした。本当にこのままで行政改革できるのか、財政改革できるのか、理解に苦しんでおります。

ごもっともだとおもいまつ。

選挙がどう転ぶかまだわからないが、仮に小泉自民が勝利(連立与党で過半数)した場合、郵政民営化を支持するという民意は、参議院にも及ぶ。したがって、郵政民営化法案が改めて提出されれば、参議院でもすんなり通る可能性が強い。また改革反対派ともいえる、亀井派等を駆逐できた場合、改革スピードは加速するであろうと期待できる。

長くなってきたので、結び
私は自民党を支持する。

これを見ている人はどこに投票するのかわからないが、9月11日は選挙に行こう!