米産牛肉輸入が再開されますが

農林水産省と厚生労働省は27日、BSE(牛海綿状脳症)対策本部などを開き、米国産牛肉の輸入解禁を正式決定した。同日午後には川崎二郎厚労相らが記者 会見で再開決定を発表し、食品安全委員会にも報告。同日中に米国に解禁を伝える段取りだ。8月前半にも米牛肉が市場に出回ることになる。

米国産牛肉は、昨年末にいったん輸入が解禁されたが、1月にBSEの特定危険部位である背骨の混入が発覚。再び輸入禁止の措置が取られた。

日本向けの米牛肉は、生後20カ月以下で脳などの特定危険部位を取り除くことが基本ルール。日米両政府は背骨混入の原因究明や、ルール違反の再発防止策などの協議を重ねてきた。

先週末、日本政府は米国の対日輸出施設35カ所すべての査察を完了。このうち34カ所は安全管理体制が整っていると判断した。残る1施設についても体制が整い次第、出荷を認める。それ以外の施設からの出荷は半年間、認めない。

たまにはまじめな話、米産牛肉が日本国内に入ってきます

日本政府すじが輸入再開を急いでる背景には、アメリカ議会に提出された、対日経済制裁に関する法案によるところが大きいという話。
この経済制裁には、日本からの輸入品に総額3000~4000億円の関税をかけるって話だから、たまったもんじゃない。
日本の経済をリードする自動車産業のメインターゲットが北米市場であるから、奥田とかたまったもんじゃない。
輸入が再開されることで、法案はつぶされるでしょうが、さて米産牛肉は日本国内で受け入れられるだろうか???

ここで結論、「BSEなんてそのうち忘れちゃうよ日本人は、米産牛肉UMAAAAAキャンペーンをそのうちメディアが展開するから、そのうち以前の状況に戻る」というのが私の考え。
物忘れが得意な日本人のことだから、BSE?何それwwww的に米産牛肉が食されるようになる。多少時間はかかってもだ。
問題はそれまでの間に、BSE問題が再燃するかどうかだけど、こればっかりはわからんね。
大方の見方だと、「アメリカ人に細かい検査なんて無理だから、またどうせすぐ危険部位が混入されて、また輸入再開になるよ」シナリオ。
その可能性は否定できないし、また可能性としては高いもの。
まーなんだ、どっちに転ぶかねぇ~って話になると思う。

さて、輸入再開を受けて吉野家が牛丼再開の動きをさっそく打ち出してきました。

吉野家、9月下旬にも牛丼再開へ

米牛肉の輸入再開を受け、外食・小売業の販売準備作業が本格化する。吉野家ディー・アンド・シーは9月下旬の牛丼販売再開を目指し、米国の食肉加工 工場の視察などを進める。焼き肉チェーンの一部も米国産牛肉使用の検討を始めた。ただ一部消費者の不安は根強く、多くの企業が様子を見ている状態だ。  吉野家は来週にも、全千店に「販売再開まで最低2カ月はかかる」とのポスターを掲示する。8月をメドに日本政府が査察した米国の食肉加工工場の一部に視察団を派遣し、適切に処理されているかを確認する。

んまー食べたい人は食べればいいんじゃないの?というのが私のスタンスだから、特にコメントはないけど、吉野家がかたくなに米産牛肉にこだわってる理由を裏読みしてるようで間違えてる人がけっこういるみたいなので、ちゃんと補足しとく。

吉野家が米産牛肉にかたくなにこだわる最大の理由は、味にある。これを米産牛肉の利幅がうまーなだけじゃねーの?2年も時間あったんだから、別の肉使って同じ味ぐらい出せるだろ、という意見があるが、これはまったく違う。
利幅だけを考えるなら、オージービーフでもいいわけだ。事実、現在牛丼を提供しているチェーン店では、オージービーフを使っているところがほとんど。
しかし吉野家は米産牛肉にこだわる。やはり味の問題なんだろう。

松屋の社長曰く、「吉野家の味は、まねようとしてもうちでは再現出来ない。それほど吉野家の牛丼は美味しい」と語ったことがある。
使ってる肉が違うんだから、当然といえば当然ではあるけど。

米産牛肉とオージービーフの違いは、簡単に言えばサシの違い。
オージービーフは筋張っていて、ゴムのような食管。一方、米産牛肉は脂身が多くやわらかく、国産和牛に近いのが特徴。
日本人は、サシの多い肉が好きだから、オージービーフよりは米産牛肉のほうが、日本人に受け入れられやすい。

また吉野家の味に対する執念というかこだわりは、かつて事実上の倒産を経験したことに由来する。
これはいろいろなマイナス要素があったわけだけど、一番の理由は「コストダウンのために、味が落ちてしまい客足が遠のいてしまったこと」、これに反省するかのように、味にこだわりを持つようになったとされる。 

さて、なんかここまで吉野家をヨイショしちゃったけど、吉野家の話はおいといてもうひとつ
街角の消費者の声「国には安全な食品を供給する義務があるわけですよ、それなのに危険な牛肉がまた入ってくるわけでしょ?心配で心配で、、、国にはもっとしっかりしてもらわないと困ります」
っつーような、政府批判したいマスコミが垂れ流すであろうヤラセ的なインタビュー
まだニュース見てないけど、想像に難しくないね

そんなに心配なら、食わなきゃいいじゃん、と思うわけだけど
おばちゃん達には、米産牛肉=危険という認識しかないんだろうな

恐らく当初は、消費者の動向を見守って云々、、、と言ってる流通が多いことから、入ってくる米産牛肉は限られている。
そうなると、米産牛肉が供給過多に陥り、取引価格が下がる可能性が高い。
結果、米産牛肉を仕入れて、和牛として売り出す偽装表示が行われる可能性が高いと私は踏んでいる。利幅が大きく違うからね。
ここで望むのは、偽装表示に関する罰則強化だな。営業停止処分ぐらいの致命傷を与えてしまえば、おいそいと偽装は出来なくなる。2002年に罰則強化が図られたが、一部の意見では罰則強化だけでなく検査機関を充実させろという意見も。たしかに検査機関も重要だけど、全国津々浦々の店舗をカバーするだけの検査機関を、こしらえる労力といったら半端ない。安易ではあるけど、罰則強化がいいんじゃないかな~なんて思ってみた。

さてまとめ、米産牛肉は食べたい人は食べればいい、食べたくない人は食べなきゃいい。ただそれだけだ。
私は米産牛肉よりも大田原牛が食べたい