タイでクーデターだそうな

というニュースが昨晩夜中に流れたんだけど、今朝のニュースではさらっと触れる程度で、あまり詳細に触れようとしない。

タイのクーデターはそんなに小さなニュースですか?

まーあまり情報が入ってきてないというのもあるのだろうけど、あまりの扱いの小ささに、ちと驚いた。

現在首相のパクシン?は、どうも国民から人気がないようで、国民も歓迎ムードが強いという話で、混乱は少ないらしい。
とはいえ、タイは日本にとっても重要な貿易国で、さらには日本の法人もけっこうの数がタイに進出していたりするわけで、それなりに扱いを大きくすべきニュースだと思うんだけどな。

主に自動車産業にいえることだけど、日本の自動車メーカーは、1985年以降の円高により、海外に工場を作っていく。さらに95年には1ドル80円を割り込むといった自体に。が、数年後には1ドル147円まで円安が進んでしまう。こうした経験から、国内、アジア、北米、欧州と生産拠点を分けてリスクヘッジするようになっていく。
アジアの生産拠点は、現在では急速に需要が伸びている中国が中心ではあるが、中国国内の問題がリスクとなりうるため、タイやベトナムに生産をシフトする動きも多い。
主に消費を日本でしている製品の会社は、中国で生産するよりも、どちらかというとタイやベトナム、フィリピンあたりに生産拠点を作る方向が顕著だったりする。

で、今回のタイのクーデターにより、現政権は維持不可能な状態にはなり、新政権が発足するだろうけど(現在は、軍部による暫定政権)、当面政治的に安定するのは難しいんじゃないか。
そうなると、対タイ投資の流れは後退していくわな。当然の事ながら。

さて、クーデターと言えば。
現在、平和ボケしている日本人には縁のない話のようにも聞こえるけども、まー日本においては現実味がないよなぁー。
日本の自衛隊は、どこかひ弱な感じがするし、仮に陸上自衛隊が永田町を占拠したところで、US NAVYがゴラァしたら引き下がりそうな悪寒。まーないわな。
戦後もっともクーデターに近かったのは、地下鉄サリン事件か。でもあれはテロ止まりだわな。連合赤軍事件等の赤い軍団による一連の事件も、まークーデターとは言えるようなお話でもないしな。あれもテロだし。
そうして考えると、戦後日本はクーデターらしいクーデターは皆無。

平和はいいけど、平和ボケしている日本人には危機感を覚える。

地下鉄サリン事件は、そういう意味では日本人にテロという恐怖を受け付けた事件ではあるけど、多くの日本人はそれを忘れとる。まーそういう人種だから仕方ないんだけど。

地下鉄サリン事件は、世界的に見ても特異、珍しい事件である。
1宗教団体が、生物化学兵器を用いてテロ行為をする。こんな事件は世界どこ探してもみつからないんだぞ。たいていのテロは、爆弾を使う。生物化学兵器なんてものは使わない、というか作れん。
たとえどっかの国の軍隊が生物化学兵器を作ろうとしようものなら、アメリカ様がそんなもん作るとは許せん!と国もろとも叩く。そういう代物。それを民間の怪しい宗教法人がだ、作ってしまったんだからさー大変。
この事件は、日本でも大きく扱われたけど、海外でもけっこう大きく扱われた事件。(視点は違うけどな)
この事件のことは忘れない方がいい。というか忘れるな。

現在日本は、アラーな国っつーか組織からは、アメリカのお友達と思われてる。(事実そうなんだけど)
テロの最もたる標的国はアメリカではあるけども、そのお友達も標的国たりうることを忘れてはなかろうか。
反米国家も同じ。眠れる虎な国は、おいといても北朝鮮なんかは、反米国家グループとしてキューバなんかとお友達。

世界(日本を当然含む)はそんなに平和じゃないっす