ルパン (Arsene Lupin)

ルパン
ルパン
日本でルパンというと、モンキーパンチ原作のルパン3世をまっさきに浮かべる人が多数だと思いますが、このルパンという映画の主人公、アルセーヌ・ルパンは、ルパン3世の設定ではルパンのおじいちゃんにあたる大泥棒ということになってます。

もともとは、100年前のフランスの小説シリーズなんですが、100周年を祝っての映画化っつーことらしいです。
この映画のベースとなるストーリーは、小説カリオストロ伯爵夫人、La comtesse de Cagliostroです。
もちろん、映画化のためシナリオには脚色がつけれられてますが、基本はこれ。

ちなみに、宮崎駿監督作品のルパン三世 – カリオストロの城は、このカリオストロ伯爵夫人からきていて、ヒロインのクラリスの名前も、ルパン最初の妻クラリスから取られています。

さて、前置きは長くなりましたが、以下ネタバレを含むレビュー 

若かりしルパンを描くということで、単なる泥棒モノというよりは、人間的なクササを描写することに重点が置かれている。
ルパンが盗みを働くシーンが、何度か登場するが、まーありえないスリテクニック。人間業じゃありません。
ルパン3世を彷彿させるようなシーンといえば、教会で十字架を盗むシーンってところか。

しかしこの映画、長い。130分なんだけど、すごく長く感じる。
それは、展開がそんなに速くなく、ゆったりとしたペースで話が進むからなんだろうけど、まー長い。
途中で飽きてしまう人もいるだろうね。けっこう中だるみしてしまう。

で、いただけないのは最後のシーン。
カリオストロとルパンと誘拐されたルパンの息子ジャンが再会するシーンだけど、あれもっとなんとかならんかったのかねぇー。
えらく中途半端なかたちで終わってしまって、そのままエンドロール。
おフランスの映画ってこんな感じだけど、もうすこし何とかして欲しかった。

とはいえ、全体的に言えば、まだ見れる作品。
とてもつまらない映画というわけでもない。ということで、点数をつけるなら5点。ちょっと甘いかな?