OCN「大量にデータを送信している一部のお客さまヘの利用制限」について考える

現在使ってるプロバイダはOCNなんだけど、最近になって利用制限をがかかるという事実を知った。
だってそんな通知きてないもーん。

大量にデータを送信している一部のお客さまヘの利用制限の実施について
http://www.ocn.ne.jp/info/announce/2008/06/25_1.html

簡潔に言ってしまえば、一日に30GByteのデータを上り方向に転送しないでね。転送したら警告出して、それに従わなかったら契約解除というもの。

「一日30GBの転送(下りじゃなくて、上りだけ)なんて普通はしないでしょ。Winnyみたいなのでも動かしてるの?」
という事を言う人がいるが、ストリーミング配信をしてる人にとっては大問題だ。

500kbpsの動画を20セッション張るとする。それだけで10Mbpsになる。
光回線であれば、余裕で10Mbpsは確保できる計算だ。
1秒間に10Mbitの転送であるから、30GBの転送量に到達するのには6時間40分である。
セッション数を倍の40セッションになると、3時間20分が限度となる。

動画ストリーミングをしている人、またはミラーリングをしている人であれば、あっという間に上限に達してしまう事があきらかである。

私も動画配信をすることがあるが、ミラーリングをすることが多い。
昨日もミラーリングをしていたが、760kbpsの動画を30セッション張っていた。
配信が終わるころには、50GBの転送をおこなっていた。
余裕でアウトである。

そもそもどうしてこのような制限をかけることになったのかを考えていきたい。

一般的な家庭向けにサービスされているインターネット回線は、上下非対称になっている。
ADSLをみればわかるだろう。これは、多くのユーザーがデータをPUSHするよりもPULLするほうが多いからに他ならない。
一般的な使われ方を考えれば、サーバからデータを読み出すことの方が圧倒的に多いからだ。
このため、家庭向けのインターネットサービスは、上りよりも下りのほうがスピードが出るように調整してあると思っていい。実際に光回線にも同じことが言える。

しかしPeer-to-Peerネットワーキングの登場により事態が変化してきた。
ユーザがデータをアップロードする量が格段に上がってきた。P2Pというとなぜか犯罪を思い浮かべてしまう人も多いだろうが、P2Pネットワークそのものは、インターネット技術の一つでしかない。
いまさらP2Pネットワークの説明をするのも馬鹿らしく思うのだが、P2Pネットワークのメリットは、専用のサーバが(原理的には)必要ないことである。デメリットとしては、通信にかかるオーバヘッドが大きいため、回線に負荷がかかるということだ。

P2Pネットワークの場合、上りと下りのデータ転送量は、ネットワーク全体でみれば同じである。
膨大なデータのやり取りを行っているP2Pネットワークの場合、ネットワークインフラの帯域の多くを占有してしまうという問題が起きていた。
これは、プロバイダの設定は下り優先の設定であるから、上りに関しては下りよりも先にキャパシティを超えかねない。

話をOCNに戻そう。
同じ回線使用料を払っていても、人によって使い方は様々だ。
Yahooをみて、メールをするだけの人もいれば、一日中2chにはっついている人もいるだろう。
Youtubeやニコニコ動画に頻繁にアクセスする人もいるだろう。
個人でサーバを構築して、いろいろやってる人もいるだろう。
ストリーミング配信をしている人もいるだろう。

それぞれ、単位時間当たりのデータ転送量は大きく異なる。

プロバイダの言い分はこうだ。
一部のヘビーユーザーが帯域を占有してしまい、他のユーザーのリソースまで奪ってしまっている。同じ客であるから等しくサービス品質を提供したいが、品質を維持するのが難しい。なのでヘビーユーザーの利用を制限する。

一方で普通のヘビーユーザーの類である私のような人間の言い分はこうだ。
契約時に常時接続、使い放題をうたっておきながら、使い方が普通じゃないので契約解除とはどういうことだ。
契約時にそのような説明がなされていない以上、後出しじゃんけんではないか。

こうなる。
しかしここでギャーギャーわめいても仕方がないので、対応策を考えることにしよう。
考えうる対応策は以下な感じか。
1.別のプロバイダに乗り換える
2.おとなしく一日の転送量を30GBに控える
3.法人契約をする
上記3点。

1.別のプロバイダに乗り換えるは
これは、現在はOCNだけが実施するのかもしれないが、将来的に他のプロバイダも実施する可能性はある。
いくらでもデータが転送が可能なプロバイダはどこにあるのだ?

2.おとなしく一日の転送量を30GBに控える
著しく利用目的制限をかけられるいわれはない。

3.法人契約をする
料金は今より高くなるが、いったいどこまで高くなるかが不明だ。

タイムリミットまでそんなに時間はない。すべての方策を考えつつ早めに手を打つとしよう。

  • かがみんb

    おっしゃるとおrです。他のプロバイダーもいずれは規制をかけてくるでしょうし・・・

    ニコニコ生放送とかをやっている人とか他にもアップデートを多くする人からしたら迷惑な話ですよね。。。

    だったら、上りも下りと同じようなシステム?を作ってもらいたいですね。