Manchester United FA杯敗退の原因を考える

連日のサッカー観戦乙な私です、ども。

昨晩、FA杯の3回戦があったのですが、マンチェスター・ユナイデットはスウォンジーに敗れて、早々にFA杯から姿を消しました。嘆かわしいですね。

まずは昨晩のゲームを振り返ってみるとします。

メンバーとフォーメーションの確認

GKは正GKのデ・ヘアではなくて、リンデゴーア。CBはエヴァンスとリオ・ファーディナンド、右SBがスモーリング、左SBがビュットナー。

中盤CMFはフレチャーとクレバリー。右SHがバレンシアで左SHが香川。

FWにチチャリートとウェルベックというメンバー構成。

フォーメーションは、4-4-2または4-4-1-1というフォーメーション。トップはチチャリート。

戦術的なものは、いつものユナイデットということで、右からバレンシアのクロス、左はビュットナーのクロスをサイドから入れるという感じ。ディフェンスラインは、リオがいる関係で、前には上げられず、少々間延びした中盤という印象です。

先制点と反撃弾

前半12分に先制したのはスウォンジーで、ボスエロがディフェンスラインの裏へスルーパス、これをルートリッジが冷静にループシュートで決めました。シュートもよかったですが、スルーパスが見事でしたね。逆にユナイデットは、攻めていたところで、一本のカウンターになってしまい、足の遅いCBでは対応しきれませんでした。

すぐさまユナイデットは反撃弾を決めます。前半16分に左サイドからビュットナーがクロスを入れ、チチャリートが合わせて1-1の同点に追いつきます。ここはユナイデットらしい、攻撃であったかなと。

モイーズの誤算

前半に追いついてから後半の中頃まで、攻めてはいるものの決めてに欠いたユナイデットですが、モイーズに誤算が起きます。リオ・ファーディナンドが負傷交代することになってしまいました。

このゲーム、控えのディフェンダーは右SBのファビオだけしかいませんので、ファビオを投入します。当然、右SBがファビオになり、右SBに入っていたスモーリングがCBに入ります。スモーリングはSBが本職ですから、そこは特に問題ないはずでした。

問題はファビオ投入の4分後です。ファビオが危険なタックルで一発退場してしまいます。ACミランのムンタリよろしく、4分で退場になってしまいました。今シーズンはもうファビオの姿を見ることは出来ないかもしれません。今シーズン、ファビオを見た記憶がプレシーズンしかないんですけど。まぁー、ファビオが入った直後から、張り切ってプレーしているってのは見て取れましたが、張り切り過ぎちゃったんですかね。

(ちなみに、私がプレーしているFootball Manager 2014のManchester Unitedでは、Fabioをさっさと放出してしまいました。糞だったので)

10人になったユナイデットは、緊急措置として右SBにフレチャーを配置し、左SHにいた香川をCMFに、左SHにウェルベック、トップにチチャリートを1人残すという布陣に変更します。

狙われた右サイド

右SHには、後半途中から入ったヤヌザイがいて、右SBが本職ではないフレチャーです。当然ながら、ユナイデットの右サイドが狙われる事になります。

後半45分にスウォンジーの左サイドからのクロスが上げられ、ニアにいたボニーが頭で合わせゲームを突き放します。

クロスを上げられたとき、フレチャーがついていましたが、つききれておらず、簡単にクロスが入れられてしまいました。まぁー、本職ではないし、責めづらいんですがね。

作れなかったゲーム

ユナイデットの基本フォーメーションは、4-4-2または4-2-3-1ですが、この日は4-4-2でした。CMFはフレチャーとクレバリーでしたが、如何せんゲームを作ることが出来ませんでした。かつてのユナイデットには、このポジションにポール・スコールズがいて、ゲームを作る事に長けていたわけなんですが、そのポール・スコールズも引退し、今シーズンはそこ役割をフェライニが担うことを期待されていたわけですが、全くと言っていいほど機能してくれませんでした。そして、フェライニは怪我で長期離脱中です。

ゲームを作ることが出来ないユナイデットは、ゲームを作る役割を別の選手に委ねるほかありません。今シーズンその役割を担っていたのが、FWのルーニーになります。ポジションこそ違いますが、中盤でゲームが作れないと見ると、前線から下がってボールを受け、サイドにさばくという役割をすることが多いです。本来はトップまたはトップ下の選手ですが、後ろに下がらざるをえない状況が、ユナイデットの状態の悪さを表しているかなと。

この日のゲームでは、そのルーニーも鼠径部の怪我で欠場。ベンチにはキャリックとギグスがいましたが、キャリックは怪我の影響もあってあまり使いたくはないという状態。ギグスもある程度ゲームを作れますが、この日は出番なしでした。アンデルソンは一応ベンチにはいましたが・・・、使う気はなかったんじゃないですかね。

現在のユナイデットでゲームを作れるCMFはキャリックぐらいじゃないでしょうか。なので、巷ではユナイデットの補強第一候補のポジションはCMFだと現在では言われてますね。CBもヤバいんですけども。

最も効果的な補強は?

CMFについては言及しましたが、一番変えないと行けないのは監督を含めたスタッフ陣じゃないかと思うのです。

モイーズを首にしろって話には近いものがあるのですが、チームとしてのビジョンというものがよく見えないのですね、現状では。これはコーチ陣を含め、ヴィジョンを共有できていないからだと思うのです。一言で言ってしまえば、チームがバラバラなんです、傍から見ると。

モイーズ・ユナイデットとして、どういうサッカーを目指していくのか、これが定まらない限り、今後のユナイデットも難しそうです。