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2012年2回目の朝生の感想

昨晩の朝生の感想を書いていこうかと思います。なんか朝生の感想を書くの久しぶりだなー。

激論!絶望の国若者の幸福と夢というテーマ。今回のパネリストは若者中心。一部、若者・・?って人も混じってるが、そのへんは考えないでおこう。

東浩紀(早稲田大学教授、40)
井戸実(エムグラントフードサービス代表、34)
猪子寿之(チームラボ代表取締役社長、34)
荻上チキ(評論家、「シノドスジャーナル」編集長、30)
熊谷俊人(千葉市長、34)
宋文洲(経済評論家、ソフトブレーン創業者、48)
高橋麻帆(ピースボート災害ボランティアセンター、32)
千葉麗子(実業家、元女優、37)
夏野剛(慶応大学特別招聘教授<政策メディア研究> 46)
古市憲寿(東京大学大学院博士課程、27)

全体を通して、番組の構図は田原総一郎が「おまえら若者世代はこのままじゃ今以上に貧乏で不幸になるけど、現状に満足しちゃっていいの?」って提起に、「10年20年先は当然不安だけど、目の前の事考えると、けっこう現状に満足してるし、幸せなのかなって」っつーところ。

絶望の国の幸福な若者たち
絶望の国の幸福な若者たち 古市 憲寿

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前半は古市憲寿さんのこの本をベースに、議論を進めようとしていたのは見えたが、「幸福の定義って何よ?」「ってか、若者はあきらめてるよ」的な、gdgd感満載でお送りしてしまったこと、非常に残念な事に。なんか古市さんは、朝生呼ばれて出てみたけれど、別に言いたいことそんなにあるわけじゃないしー、幸せと思ってるなそれでらよくね?的な投げやり感が80メートルラインを突破し、メダル確定して安堵の表情がなんとも現代の若者らしい感じに包まれていて、ま、こんなものだよねーなんて思う次第です。

MVP 荻上チキ

今回の朝生でのMVPは間違いなく荻上チキでしょう。四方八方に議論が飛ぶあの朝生で、荻上チキの整理力はとても光るものがあります。過去に荻上チキが朝生に出たことあったか記憶が定かではありませんが(たぶん出たことなかったんじゃなかろうか)、次回以降も確実に若手論壇の代表として呼ばれるでしょう。ただ若干残念な気がしたのは、一回り以上年上になる宋文州さんに対してもタメ口であしらう姿が何度もの見受けられ、今回のように若手中心であればなんとなく許される空気の場ならよいでしょうが、(まず出ないけど)三宅久之や金美麗といった御老体にあれをやってしまうと、言論以前に、礼節がうんたらと説教食らう事請け合い。テレビで見ている私が気になったんだから、その場でアレをやられると、桜島のように噴火してしまうのではないかと心配になってしまいます。素なのか、意図的にやっているのかわかりませんが、素であれば気をつけたほうがいいのかなと思います。

ベストアシスト賞を挙げるとしたら、東浩紀。なんか言う、荻上チキに振る、最後にまとめておいしいところ持って行く的な。どうも番組始まる前からずいぶんとお酒を飲んでいたようで、顔がまず赤い。そしてやる気がない。だが、田原総一郎の無茶ブリに対しても仕事を全うする。すてきです。ってかお酒を飲んで朝生に望むとか、過去に聞いたことがありません・・・。大丈夫なのか?

残念な方向にMVP 千葉麗子

あえてワーストと言わない。番組前にパネリストを見た瞬間から、「あ、これはだめだわ」と思ってしまうほどのインパクトを持つ、(元)我らがインターネットアイドル千葉麗子であります。

インターネット黎明期に、千葉麗子の本でホームページとやらの作り方を学んだ人は多いはず。

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そうでない人にとっては、ナコルルですかね、南君の恋人ですかね、恐竜戦隊ジュウレンジャーですかね。

そんな千葉麗子ですが、株式会社チェリーベイブの代表であり(まだ存続していたんだな)、最近は山本太郎と同じく反原発活動に忙しいお方であります。

昔の千葉麗子(10代の頃)を知る者にとって、時は残酷であると教えてくれる千葉麗子ですが、なんでまーあんなに酒焼けしたような声になってしまったのでしょうか・・・

そんなことは、まーおいといて。朝生でもいろいろと残念な事になっていました。相槌1つとっても、非常にうざいことこの上なく、急に福島の話をしだしたり、人を指さし笑い出すは、いすの上でくねくねして、じっとしてられんのかと画面に突っ込みたくなる動きをふんだんに見せてくれます。

発言1つとっても、馬鹿さがにじみ出ていて、非常に近寄りがたいオーラを発していることが、画面を通してでもわかります。そのあたり流石に思います。

また胸元の開いた服を着ていたためか、千葉麗子がしゃべっているわけでもないのに、なぜか千葉麗子がカメラに抜かれるという、「スイッチャー仕事だぞ!ちゃんとやれ」と言われんばかりの深夜のショットを披露してくださいました。37歳・・・お引き取りください。

まとめ と 次回の展望

今回素直に見れば、荻上チキ回だったねというところでしょうか。ネット論壇、ラジオ論壇では、ある程度の地位を確立している荻上チキですが、とうとうテレビにも足場を固めていくのかと考えると、感慨深いものがあります。

基地探しの観点で見れば、千葉麗子がぶっちぎりすぎて、他を圧倒してしまいました。ピースボートの人にも期待したのですが、こちらは期待外れもいいところです。別のテーマなら力を発揮出来たかもしれませんが、残念でたまりません。

猪子さんは平常運転。

さて、次回ですが細野原発担当大臣を中心に原発の話をまたやるそうで。山本太郎は高確率で出てくるものと想像しますが、セットで千葉麗子が出てきたらほんとどうしよう。そして福島瑞穂とならんでフィーバーしないことを切に願います。

2011年5回目の朝生の感想というかメモ

放送中にメモをとっていたが、放送後にゲームして、寝て起きて、またゲームとかしてたら、内容が頭の中からだいぶ吹き飛んだ感があるので、雑なメモ程度ということで。

今回のテーマは「激論!東日本大震災50日! ~今、何をすべきなのか?~」

まずは原発の話。
だが、夜食作っていて冒頭の部分は見ていない。
どうも、福島第一原発の原子炉の現状は誰もわかってないという話をしていたようだ。
これは細かく調査しにいけてないからという事らしい。
やっぱりそうだよねって話ではあるのだけど、マスコミはそういう話はしないから、「現状がどうなってるかわからない」という事がわかってよかったねという結論に至る。

原発対応のマネージメントがダメだねって話。
現在は東電が保安院の監視のもとで作業を行っているが、権限がないから出来ることも出来ないとかなんとか。だから権限を持った専属の政治家とかがちゃんとコントロール出来るようにしないとねって話だったけど、これは他でもいろんな所で言われてる話なので割愛。

ここで緊急地震速報が入る。渡辺さんが緊急地震速報のメッセージを読み上げるが、ここで田原総一朗が”ちゃちゃ”を入れる。「スタジオのみんなは机の下に潜れってこと?」
すると渡辺さん「今、テレビに向かってしゃべってますから、田原さん話しかけないで」と軽くキレる。
まぁースタジオは天井にライトとか吊るしてるから、大きい地震でライトが落ちてくると危ないから、田原さんの疑問は正しい。ただ、その時には既にスタジオは少しだけ揺れていたのだが、田原さんは揺れに気づかなかったようだ。まぁー歳だしね。

規制値20mSv/yに関する質問
そもそも低量放射線被曝に関する研究は行われているが、よくわかっていないところが多い。そのため、専門家の間でも意見が分かれるから、結論が出ないね。

脱原発か推進するのか?
原発は原則40年で廃炉にするが、原子力推進の立場の石川さん曰く「原子炉は40年と言わず、今後は50年、60年、100年と持つようになる。それぐらい耐久性が高い。だから40年で廃炉にしなくてよいだろう」的な話。

原発は震災以降、精神的負担が大きくなっていて、原発欝と呼んだほうがいいような患者が増えている。
香山リカ「ウクライナではチェルノブイリ事故以来、自殺率が年々高くなっている。」
俺の反応。ウクライナ・・・のデータとか・・・。安易に考えられる他の要因が大きすぎて、核不安と自殺率の関連性を指摘は出来ないだろう。

自民党小野寺さん。保健所の指導が入って、現在では炊出しが出来ない。なので、カップラーメンとオニギリ2個。
俺の反応、保健所・・・馬鹿だのぅ。
さらに、雇用保険で研修という形で保証が行われているが、「現場ではビジネスマナーの研修が行われてる。研修をしてるほうも、うけてるほうも、「なんで俺はこんな事をしているんだろう」という状況がある。一言、研修メニューに現地復興という文言を入れてくれれば、現地作業が出来る」

仮設住宅入居が進まない理由
・阪神大震災の時と違って、仮設住宅のメーカーが在庫をあまり持ってない
・抽選が行われたが2割が辞退したという話があり、コミュニティーまるごとどこかに移す事を考えないと難しいね
・土地がない

復興会議の話
学者ばっかで、官僚出身、財界の人がいない。
復興の話とは産業を復興するという話であるby小野寺さん
今回の復興会議のメンバーじゃどうにもならん
復興会議で最初に出てきた話が増税。復興会議を動かしているのは財務省。
復興会議のメンバーは二桁人数。多すぎて、事務方が会議のすべてを動かす。だから増税の話が出てくる。
復興会議の他に似たようなのが20個以上ある。なんなんだそれは。

復興のお財布はという話
当面は国債ということになるだろう。額はまだ不確定だが年間5兆円とかが数年。だが国債は償還しないといけないから、そのうち増税という話になる。by政治家
日銀引受でもいいじゃない、コンソール債という方法もあるじゃない、増税しないでやりようはいくらでもあるじゃないby高橋洋一

総括
小野寺さんが居たおかげで、いつもよりも建設的な話が出来ていた印象。
直近の課題というものが見えてきた。と、同時に現政権がいかにマネージメントが出来ていないかという結論に至ってしまう。

2011年3回目の朝生の感想文

月末恒例の朝生(2011.2.26)が放送されましたので、また感想文を書いていこうかと思いますが、先にネタバレしておきますと、今回も非常に建設的な話が見えてこない、平常運転でございました。

今回のテーマは、「激論!国民に”国を守る義務”が有るのか?!」ということで、前回の最後に白熱した話題をテーマ設定とあいなりました。

まずは中東情勢のお話

話をしている人たちの共通認識として、「ネット発の革命かもしれないが、ネット外で(そういう言い方じゃなかったが)グループが形成されていて、グループを中心にした動きになっている。政権は倒したかもしれないが、今後どうなるかまったく不透明」とのこと。
ここでのポイントは、ネットに連動した動きで政権が倒れた。そのプロセスはまったく新しいものである。しかし、その後はどうなるかは、どのようなプロセスを経るかも含めて不透明であり、誰も見通しを発せないということ。ごく一部にネットから政権が誕生するという妄想だけで語っている輩がいたが、それを含めてまったく不透明であるということだ。

ちなみに、この話の間に、アルジャジーラではカダフィ大佐が緑の広場で演説をする姿が放送される。詳細は追っていないので詳しいことはわからないが、あんまり大したことは言っていなかったらしい。アルジャジーラの解説曰く、捏造された(昔にとられた映像を持ち出してきたとか)可能性もあるような事を言っていたらしいので、詳細はもう少しあとにならないとわからない。

とりあえずこの時点でわかったことは、「あれず」とかいうイラン人女性には喋らせないでください。議論を乱しますというか、論点が大幅にずれてお話になりません。ということ。たった30分で脳内がお花畑に包まれている強力なパネリストである片鱗を魅せつけてくれた。もう2度と呼ばないで欲しいわけです。

なお、チュニジア、エジプト、そしてリビアは状況が若干異なり、リビアの軍隊は傭兵が中心であるため、命令があればリビアの軍隊はリビア国民を躊躇なく攻撃するよっつーことらしい。逆にエジプトなんかは、市民あがりの兵隊だから、兵隊が国民に武器を向けるのは躊躇する事を、中間指導者層がわかっているそうな。

ちなみに、番組でふれられたわけではないのだが、カダフィ大佐の”大佐”は愛称で、実際軍の階級は大尉なんだとか。なんだかめんどくさい人である。

メインのテーマ、国民に国を守る義務はあるか?

2時過ぎになって、メインのテーマに移行する。
9条の会と共産党はいつも通り平壌運転。
他国に攻められる事を前提に議論はしない。他国に攻められないように外交で努力する事を考えるべきだ
いつも通りの、左曲がりな模範解答ありがとうございます。

司会の田原総一朗氏はそろそろ質問の仕方を考えたほうがいい。
Q:中国軍が尖閣諸島に上陸したらどうしたらいい? 左翼の人の解答はいつも通りでいいですよね?
これが正しい聞き方。どうせテンプレートな解答しかしないんだから、時間を割くのは時間の無駄というものです。

で、日米安保に対する見解の相違を孫崎先生と森本さんの間で起こっていたとき、先述のあれず女史が「リビアの情報なんですけど~」と、話の流れを読まずに割り込んでくる。この時は安保の話をしているのであって、中東のちの字もないわけだが、イランってのは話の流れとかそういうのないんですかね?
多分、最新ニュースとしてカダフィ演説の話をしようとしていたのではないかと推測するが、しかしあの流れでそれはないわ。

森本さんがちょっと興味深い話を少しだけしていた。普天間基地どうするっつー話流れで、米軍の対中軍事戦略が変わろうとしていて、来月辺りに結論が出るそうな。具体的には、航空戦力と中距離ミサイルによる攻撃主体に移行するというもので、そうなると海兵隊要らない子になるっつーようなお話。これは、アメリカとしてはイラク戦争だとかの教訓からきているのだと思うけど、陸上戦力としての兵隊を投入すると、兵隊死んじゃうから国内世論が大変っつー事なんで、遠くから叩こうぜって事なんだと思う。
そうすると、海兵隊の輸送ヘリおいとく普天間基地いらなくなるよねって事になるわけだ。(実際には、地域の海兵隊員をゼロにできるわけではないから、どっかに輸送ヘリ配備しないといけないわけだが)
沖縄に基地が必要~って言っていた人たちの大半は、現状のロジスティクスが前提での議論で、沖縄に基地は要らない~って言っていた人たちの大半が感情論で(一見、論理的に基地不要論を唱えているように見えても、結局は感情論から導きだされる結論ありきの辻褄合わせのような議論)、双方咬み合わないところを、アメリカ様の匙加減ひとつで根本解決しちゃいそうな大きな動きがまったくもって周知されていないのは、残念なところである。
まー、森本さんの妄想だからね、ハッハッハッーと言えなくもないが。

ところで、中国の工作員だ!なんて言われてテレビ局Yに猛然と抗議したとされる、朝生ではおなじみの葉さんであるが、今回私が思ったのは、「髪切ったほうがいいよ」ということ。今回、とりわけ目立った発言もないし、とりあえず髪型につっこんでみた。

今回一番盛り上がったかもしれない人間じゃない発言

ことが起こったのは、3時過ぎだろうか。日韓併合の話から、第二次大戦まで列強による植民地支配は、今の価値観からすると悪いことであったかもしれないが、当時の価値観では当たり前の事であった。的なお話があり、共産党の笠井氏と田原総一朗氏の間で意見が対立する。
ちょうどこの時私はカレーを食べることに夢中で、流れをちゃんと把握出来ていないのだが、ポロッと田原総一朗氏が笠井氏に言った一言が火をつけた。

田原 「あなたそれは人間じゃないよ」
笠井 「人間じゃないなんて言われて議論なんて出来ない、それは取り消せ」
田原 「取り消さない」
うだうだうだうだ
森本 「北方領土いきましょう」
田原 「北方領土いきましょう」
ここでCM

聖徳太子事件を思い出したね

CM明けに、人間じゃないという発言を取り消す。たぶんCMの間にプロデューサーから怒られたんだろう。BPOがどうのこうのと。

他のパネリストから、「田原さんが言ってることはそういうことじゃないんだ」って発言もあったので、意図する事は人格否定ではなかったんだろうが、文字通りに受け取って人格否定じゃないかとする声も多かったのも事実。話の流れがよくわかっていなかったので、このあたり悔やまれる。

全体を通して

全体的に発言をする人と、発言のない人で強く別れた回であった。発言の多い人では、孫崎先生のエンターテイナーぶりに感激を覚える。いやー、元外務省エリートはちがうねー、空想の世界からやってきたみたいだ。

この点については、発言機会がめっぽう少なかった、ピースウィンズ・ジャパンの大西氏が面白いことを言っていた。「みんな御伽の国の住人なのかと感じる」

この発言は、孫崎先生だけでなくて、一水会の木村氏にも向けられた発言であると感じたが、大西氏もなんか大人になったなぁーと感慨深いものを得た気がする。

番組終盤で、アレクサンドラ・ハーニーなる香港のジャーナリストの方が発言した内容が印象深い。「95年頃から日本の安全保障とかの議論をみているけども、いつも同じ話ばかりで変化がない。それが海外から見ると弱く見える。」何が弱く見えるのかいまいちはっきりとしないが、いつも同じ話で堂々巡りなのは残念ながら95年に始まったことではない。20年ぐらい朝生を見てきているが、やっぱり同じ話ばかりだ。たぶんその20年前、今から40年ぐらい前の70年安保直後もだいたい同じような話だったんじゃなかろうかと思うばかり。いつまでたっても進歩しないね。

2011年2回目の朝生の感想文

忘れないうちに、朝生の感想を書いておこうかと思う。
今回も、けっこうgdgdな展開であったが、議題設定とパネリスト設定とミスマッチが生じていたと思う。
いくつかの議題を設けず、1つの議題に絞って討論したほうがいいだろう。いい加減、気づいて欲しい。

以下、感想。
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2011年初の朝生が久しぶりに活性だった件

いつもより長い放送時間(約4時間)で、やってた朝生を全部見ましたが、新たな試みもあり、新たな発見もあり、なかなか楽しめるものでした。今回は、「激論!萎縮する日本~行き詰まりからの脱却~」をテーマに議論がされたわけだけど、記憶の範囲で感想を書くとにします。
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