今年リリースされたなかで、一番のクソゲーを考える。
プレイしたことが前提としたいところだが、クソゲーだから購入を見送ったタイトルもあり、まわりの評価を踏まえつつ考えることにしよう。
今年一番の最低スコアを叩き出したタイトル
今年最低のメタスコアを叩き出したのが、Rebellion開発のRogue Warriorだ。
あまりに評価が低かったので、購入をスルーしたのだが、現時点でのメタスコア26というのは例を見ない。
基本的にはステルス系の暗殺ゲームらしいのだが、道中の敵のほとんどが「後ろから刺してください」といわんばかりに、操作キャラクターから後ろを向いており、3時間もあればナイフ一本でクリアが可能という、とても素晴らしい出来とのこと。
そのくせして、値段はフルプライス($49.99)に設定されていて、購入者に金返せどころか、「ドブにお金を捨てる方がまだまし。浮浪者が捨てた金を拾い、有意義に使うだろう」とまで言われる始末。
このゲームは、だいぶ前から開発がされていたのだが、途中で開発元が変更になったため開発過程で紆余曲折があったのだろうが、それでもこの状態でリリースされてしまうのは、パブリッシャーのBethesdaの責任が大きいと思われる。
まぁーRebellionにはクソゲマイスターの称号を与えてもいいかもしれない。
今年一番のがっかりゲー
個人的に期待していたのだが、その期待を大きく裏切られたタイトルが、Velvet Assassin。
これまたステルス系アクションなのだが、なんとも言えないクソゲー臭が序盤からプンプンするゲームであった。
正直、最後までプレイすることはできず、さっさとアンインストールしてしまったタイトルでもある。
WWIIの対ナチスもので、主人公はイギリスの女諜報部員という設定。
レベルデザインはどちらかというとストレートで、グラフィックは特筆することもないが、そこその美しいものではある。
しかし、なんというか面白みに欠ける。
期待が大きかっただけに、残念なタイトルだった。
まったく期待していなかったが、ふたを開けてみたらクソゲだったタイトル
何のことかと思うだろうが、Raven Squadである。
FPSモードとRTSモードがシームレスに切り替えられるという、変わった特徴を持っているこのゲームだが、バリュータイトルだよね?って思ってしまうほどの出来。
FPSモードとRTSモードのシームレスな切り替えはとりあえずおいといて、FPSモードでは非常に出来の悪いFPSとしか言えない出来でどうしょもない。RTSモードは、あーよくできたフラッシュゲーだねぐらいの評価しかできない。
すなわち、それぞれのモードの出来が悪いのだから、切り替えもクソもない。
なお、RTSモードでは味方が簡単に敵を倒してくれるので、さくさくと進んでしまう。
このおかげで、ボリュームも圧倒的に少ないと感じてしまう。
このゲームもさっくりアンインストールしてしまった。
今年一番の大作国産タイトル
こう書いてしまえば、まぁーあれだよねってすぐ分かるだろうか。まぁーあれなんだが。
ディスクに収められた38GBのデータのうち、32GBがプリレンダリングムービーというあのゲームです。
この手のムービーゲーはまず評価しないことにしているのだが、ムービーの合間に、単調なゲーム部分(作業)があって、また長いムービーという、ご多分に漏れずにムービーゲーの王道をいくようなこのタイトル。
とっても売れてるらしいが、当然購入はしていない。そもそもPS3自体持っていないがね。
評価に関して言えば、だいぶ割れているという印象。
というのも、評価しないという人は、私のようなゲーム性を重視するタイプの人間が多い。逆に評価するという人は、秀逸なグラフィック(ムービー垂れ流してるだけなんだから、綺麗なのは当たり前っちゃー当たり前なんだが)とストーリーを評価している人が多い。後者は、サウンドノベルやエロゲーといったジャンルが成り立っている国内で成り立つ評価で、とても海外で評価されるとは思えない。
現時点では海外でリリースされていないが、海外でリリースされた後の反応には興味がある。
さぞフルボッコされるだろう。FF XIIIは。
では、今年のKOTYは?
2chで決めるKOTYとは大きく異なるが(あれは、ここで書いてるものとレベルが異なるし)、個人的にはKOTYにはRaven Squadを押したい。凡ゲーと言えば、凡ゲーなのだが、普通にクソゲーと言えるレベル。
実に返品したいタイトルである。