昔は十津川警部シリーズが好きでした、ども私です。
十津川警部よりは、亀井刑事のほうが好きだったんですけどね。
というわけで、今日のお題目はスクエニから出ているMURDERED: SOUL SUSPECTです。
Steamのセールで80%引きという大幅値引きやってたので、ポチってみました。前から少しだけ興味があったんですが、不評だったので手を出さずにいました。
プレイ感
主人公は殺された刑事で、霊となって殺された理由を探っていくというサスペンスなゲームなんですけど、そこまでサスペンスしてないっていうか、謎解き要素が薄いですね。
かと言ってアクション性が高いかと言われると、そんなことはなくて、こちらも要素としては薄いと思います。悪霊が登場しますが、簡単に除霊出来ちゃうし、バカスカ登場するわけでもないので、ホラー要素としも薄いかなーって印象。
じゃーなんなんだ、って話ですけど、コレクティブが多めですかね。収集ゲーなのかな?って勘ぐりたくなるぐらい。
ゲームそのものの難易度は、難しくはないです。むしろ簡単なほうの部類です。難易度設定などはありません。そもそも難易度に影響を及ぼす要素が少ないんです、このゲーム。
ストーリー評
ゲーム性は高くなく、何を評価すればいいんだって事ですが、当然ストーリーを中心に評価をせざるを得ません。と言っても、ストーリーを細かく書いちゃうと、盛大にネタバレしてしまうだけなので、漠然とした感想だけを書くと、「サスペンスとして好きじゃない」という感じです。なんとなく、盛り上がりに欠ける感じなんですよね。ま、残念。
システム面
操作性は基本的に、パッド操作を前提にしてあると思うんです。視点は三人称視点なわけですけど、このゲームは3人称視点である必要性をあまり感じませんでした。むしろ視点を固定した感じで、テキスト中心でいったほうが良かったんじゃないかと感じます。好みの問題ですかね。どちらにせよ、売れなそうですけど。
あといただけないのが、30FPS固定なところですね。いちおう解除は出来るみたいですけど、クリアしてから気づいたんで・・・。残念。
この動画で解説してますけど、試してはいません。
実績/トロフィーに関して
PC版なんで、Steam Achivementなわけですけど、実績の問題になるのが、コレクティブですかね。単純に面倒だという事なんですけど、自力ですべて見つけるのは難しいと思います。そこは攻略サイト頼みなんですね。
で、一応最後のほうまで行かなければ、戻って回収も可能なようですが、やっぱ面倒。最後のほうまで行っちゃうと、1からやり直しのようで、辛いです。
コレクティブ以外は、特に難易度とかもなく(そもそも難易度設定がない)、難しくはないです。1周で全実績解除可能です。
総評
なんだか、否定することばっか書いてしまって、さらにネガティブな事を書きそうになって来たので、まとめに入ります。
このタイトル、フルプライスなんですけど、ちょっとフルプライスまでの価値は見いだせません。ボリュームが少なめで、初見1周が8時間で終わってしまいました。コレクティブを意識してでです。リプレイ性も高くないゲームなので、ちょっとボリューム不足感が否めません。
まぁー私は1500円ぐらいで買ってるので、許せる範囲ではあります。
糞ゲーか?と言われると、そんな事はありません。ちゃんと遊べます。全体的な面白さが不足してはいますが、糞ゲーと言われるようなレベルではありません。1周目はちゃんと遊べますし。
ただフルプライスは高い。2000円以下なら、一度遊んでみてもいいんじゃないですか?そんなレベルです。
世間的に評価は高くないので、続編が出ることもないでしょうが、これに懲りずに本格サスペンスものとか出してくれませんかねー。