なにやら久々に映画の話題です。というか、amazonビデオのお話のような気がしますが。
今週末というか、日付が変わってしまったので、先週末になりますが、amazonで市川崑版の金田一耕助シリーズを見ていました。
市川版の金田一耕助シリーズは、やはりいいですねー。というわけで、amazonビデオについてちょろっと書きつつ、金田一耕助シリーズについてもちょろっと書いておこうかと思います。
amazonビデオの決済が簡単すぎて辛い
市川版の金田一耕助シリーズを見たいと思った動機については置いといて、amazonビデオでは市川版の金田一耕助シリーズ全6作のうち、リメイクの”犬神家の一族”を除き、すべて配信されています。
すなわち
- 犬神家の一族 (1976)
- 悪魔の手毬唄 (1977)
- 獄門島 (1977)
- 女王蜂 (1978)
- 病院坂の首縊りの家 (1979)
の5作が配信されていて、見ることが出来るのですが、犬神家の一族に限りPrime会員無料で、その他はレンタルのみになってます。
レンタルはSD画質300円、HD画質400円ということになってます。視聴権購入から30日間に視聴が可能で、1度視聴を開始すると48時間で視聴権が失われる仕組みなんですね。相場感から言うと、普通ですかね。
なお、上記の5作はレンタルのみでしたが、他のタイトルだと期間が限定されない視聴権を購入可能なものもあるようで、そちらは2,500円とかそんなお値段のようです。廉価のDVD/BDを買うような物ですね。
さて、amazonと言えば、ワンクリックで注文が出来たりする、便利な通販サイトですが、amazonビデオも負けじと、ワンクリックで視聴権の購入が出来てしまいます。決済画面とか行かないんだね、これ。
あまりのかんたん決済ぶりに、ついついまとめて視聴してしまいました。私の土日がこれでほぼ終わった感。
市川版金田一耕助シリーズについて思う
横溝正史原作の金田一耕助シリーズの映像作品は、長い間にいくつも作られていて、一番古いものは戦後すぐに公開された市川知恵蔵主演の”三本指の男”だそうで、これが1947年。一番有名なのは、やはり市川崑監督、石坂浩二主演の金田一耕助で、タイトルは”犬神家の一族”でしょう。だって誰でも知ってるでしょ?佐清の死体のシーンは。
どれもいい作品なんですが、個人的には”病院坂の首縊りの家”が好きです。金田一耕助最後のやつですね。
病院坂の首縊りの家は、ラストシーンがいいんですよね。
amazonビデオやyoutubeでも有料で配信されていますが、HDである必要はなくSDで十分だと思います。なにせ古い映像なので、HDにしたところでたいして変わりませんし。
で、残念なのが市川崑監督/石坂浩二主演で”八つ墓村”が作られなかった事です。
市川崑監督で”八つ墓村”が公開されたのは、豊川悦司主演の”八つ墓村”です。これは見たはずなんですけど、あまり覚えていないんですよね。
1977年に松竹から渥美清主演の”八つ墓村”が公開されています。こちらは、見たことがないんですが、評判はわりと分かれている感じで、駄作なのか、良作なのかよくわかりません。
なんとなく、金田一耕助シリーズの代表作は、”犬神家の一族”という印象ですが、横溝正史の代表作と言われると、”八つ墓村”っていうイメージなんですよね、私だけでしょうか。
金田一耕助シリーズといえば、古谷一行版のTVシリーズも忘れてはいけません。特に70年代後半のやつです。全部DVDではリリースされていますが、動画配信では全部は配信されておらず、一部が抜けているんですね。残念です。amazonビデオならプライム会員無料で見れるんですが、見たいなと思っていた”悪魔が来たりて笛を吹く”が配信されていないんですよね。理由はわかりませんが。
というわけで、古い映画やTVシリーズが割と手軽に見れるのは、いいですね。huluが微妙になってきたので、youtubeとamazon中心にondemandで行こうかなと思い始めております。
と言ったところで、今日はここまで。