どうも私です。相変わらず読書に勤しんでいます。
今日は、小説家になろうで連載されている「異世界料理道」について書こうかと思います。書籍化もされて現在11巻まで出ていますが、私が読んでいるのはWeb版になります。iBooks最高です。
細かい描写で長い
あらすじとしては、高校生が異世界に飛ばされて、街の人から忌諱される森の人々の仲間になり、1.料理を作って → 2.うまい → 3.仲良くなる → 4.ループ
ってな具合で、話は進んでいきます。もの凄く、説明を端折りましたが。
ハーレム要素はありかけましたが、ありません。そして神様からチートな贈り物はありません。強いて挙げれば、料理知識を持っているので、知識チートに分類されるぐらいでしょうか。食材に関しては、異世界の食材を扱う事になり、地球と同じではないですが、だいたい類似するものがあったりで、知識チートが有効に働いているという感じでしょうか。
現時点でまだ連載中ですが、400万字を超える長編になっており、すげー長いです。ただし、物語進行は遅いです。
どうも作者は細かく日常を描写するのがお好きなようで、1日の描写を朝、昼、晩とがっつり書く傾向にあり、もっと省いてもいいんじゃないかと思うところです。正直、冗長かなと感じます。
大まかな粗筋としては、わりと好きなんですけどね。
終わりの見えないループの苦しさ
大きな区切りとして、街での商売の開始、族長の交代、敵対する貴族の没落があるんですけども、敵対する貴族が没落後の流れは、前段で挙げたループが顕著であり、終わりが見えません。作者はいったいどこへ向かおうとしているのか。
iBooksで読むと1万ページ強の長さで、全体の7割ぐらいまでは読みましたが、大きな話が停滞していることもあり、読むのが辛く感じてきました。
もっとあっさりと出来ないモノでしょうかね。
途中までは確実に面白い
と否定的な事を書いてしまいましたが、冗長な部分は多々ありますが、概ね途中までは面白いです。人気上位なだけはあります。
ただ、出版されてる本はあまり売れてないっぽいですね。より淡々とさっくり話が進むと、より私好みになるんですけどねー。
と言ったところで、今日はここまで。